1. ライブミキシングとスタジオレコーディング/ミキシングとの違い
項目 | スタジオパート別レコーディング | スタジオバンドレコーディング | 会場でのライブ演奏 |
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リアルタイム性 | なし | あり (やり直し可) | あり (やり直し不可) |
収録形態による違い | ミキシングは適当でよい。各トラックに音が適正レベルで収録されていればよい。パート別収録は演奏しにくいので慣れが必要。 | 収音に関しては同左。バンドの場合、ヘッドフォン (IEM) モニタで演奏すれば、ステージ演奏ほど他の楽器の音がかぶることはない。ボーカルは仕切られた部屋、またはアフレコしたほうがよい結果が得られる。失敗した箇所だけ録音し直すこともできる。 | 他の楽器の音のかぶりが多い。ハウリング (フィードバック) が起きやすい。 |
イフェクト | ミキシング時にかければ良い。モニターにリバーブ程度はかける。 | 同左 | コンプ、EQ、ゲート、リバーブなどすべて必要 |
難易度 | 簡単。録音に関してはマイク配置、ゲイン調整だけきちんとできればよい。ミキシングは凝りだすととても時間がかかる。 | 難易度中。会場でのライブ同様にモニターミックスを適切に作る必要がある。 | かなり難しい。好みの音にするためには専属ミキサーが必要。複数バンドが出演するイベントでは、なかなか自分たちの音にならない。 |