Dal Segno (D.S.)、複数のSegnoとCoda記号を使う繰り返し
D.S.はSegno (セーニョ)に戻るの意味
普通のセーニョの他にSegno variation (右上)、Codaもvariationがあります。実験の結果、variationを使う必要がないことがわかりました。
D.S.と同様にD.S., D.S. al Coda, D.S. al Fineの3種があります。D.C.との違いはSegnoに戻ることだけなので、ここではD.S. al Codaだけ例示します。
D.S. al Codaの例 (演奏順: A, B x 2, C, B, D)
D.S. al Coda (varsegno使用、リピートあり) (演奏順: A, B x 2, C, B x 2, D)
- 普通のSegnoを消して、Segno variation (varsegno) を追加
- D.S. al Codaの文字列を変更 — 改行してw/repeatを追加
- D.S. al Coda…を選択肢、表示 –> インスペクタ
- ジャンプ先segnoをvarsegnoに (varsegnoはvarsegnoの絵を選択してインスペクタで確認できる)
- 反復再生にチェック
D.S., Segno, Codaを2組使ってみた (演奏順: A, B x 2, C, B x 2, D, E, F, E, G)
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- 印刷譜面は簡単
- セーニョとコーダマークが2種類あるが、普通の記号の横に数字を足して種類を増やせる
- セーニョマーク、コーダマーク、D.S., To Codaの横に文字として2を追加
- セーニョ、コーダの2の文字が大きすぎるので、2だけ選択して右クリック、下の端のフォントサイズ調整で小さく
- セーニョとコーダマークが2種類あるが、普通の記号の横に数字を足して種類を増やせる
- 再生設定はインスペクタで慎重に
- セーニョ2のラベルを「segno」から「segno2」に
- To Coda2のラベルを 「coda」から「coda2」に
- コーダ2のラベルを「codab」から「coda2b」(coda2のジャンプ先がcoda2bになるように)
- D.S.2 to Coda2の設定は下の図のとおり、ジャンプ先をsegno2、ここまで演奏をcoda2、ここから再会をcoda2b
- ラベルは矛盾がなければ何でもよいでしょう。To Codaのラベルがxxxの場合、その行き先がxxxb にすればよいということが実験で明らかになった。
- 同様に考えれば、セーニョ、コーダは3つ以上で書ける。
- 印刷譜面は簡単だが、演奏しにくくならないように注意
- 再生指定はややこしいので、どうしても必要な場合だけ、設定すればよい
- 印刷譜面は簡単
以上