スネアのリムショット (closedとopen)
スネア以外でも縁(rim)を打つことはありますが、ここではスネアに限定します。リムショットは以下の2種類あり、単にリムショットと言ってもどちらのことか区別できません。
1. Closed RimShot/Cross Stick/Rim-Click
スネアの縁(rim)にスティックを当てて、コツンという音をだす奏法です。ボサノバや静かなバラードのサビ前までに使いますね。
- スティックの向き — グリップエンド(太い)側を使ったほうが大きな音がでます。どちら向きでもお好みで。どのあたりを当てると良い音がするか探りましょう。
- 押し付けると音が停まってしまうので、当てたらすぐ少し戻す(上げる)
- 手はできるだけスネア打面に当たらないようにする (音を停めないため)
- スティックの反対側は打面に残して安定して打てるようにする
2. Open RimShot
スネアの打面と縁を同時に打ってカンという音を混ぜた通る音を出す奏法です。ハードロック等ではほとんどリムショットのプレーが多いと思います。それ以外のジャンルでもアクセントをつけるのに使えます。意外と難しいので、まずは試す程度で練習しましょう。
- スティックの振り方が安定している、スネア打面の高さと傾きを調整する必要があります (特にリムショットが初めての場合)
- 押し付けると、手を痛めたり、スティックがすぐ折れるので、跳ね返りを殺さないように、力まないように注意
- リム中心の音、打面も強い音などバリエーションをつけられます
以上