アクセントつきシングルストローク (8分、16分音符)
まずは何も考えずにやってみましょう。アクセントマーク(不等号と似ている)のついている音だけ大きくします。全体の音量が大きい場合は、(オープン) リムショットでさらに大きくできますが、力を入れすぎて手を痛めないようにしましょう。
- まずRLRLで、各拍の最初の音だけを大きく
- LRLRでも同様に叩いてみましょう
- 次の音の準備1: 1, 2, 3, 4を打つ前にスティックが上がっていること — 右手で&を打ったあと、次に備えて上げておく
- 次の音の準備2: 1, 2, 3, 4を打った*あと*で、跳ね返りを停めて、低い位置で次の&に備える
- 慣れるまでは、意識的にUP, DOWN
4種の基本ストローク
- フルストローク (full stroke): 大きい音で次も大きい音。高い位置から打ったあと、もとの位置に戻す
- タップ (tap): 小さい音で次も小さい音。低い位置から打ったあと、同じ位置に戻す。
- (フルストロークとタップの中間、タップよりさらに小さい音もある)
- ダウンストローク (down stroke): 大きい音の次が小さい音。高い位置から打ったあと、低い位置で停める。打つ前にブレーキをかけないように注意。
- アップストローク (up stroke): 小さい音の次が大きい音。低い位置から打ったあと、高い位置に上げる。跳ね返りだけで上まで戻らないので、最初は意識してあげないとうまくいかない。 おそらく、これが一番難しい。特に左手 (利き手でない方)。
片手ずつ練習
- F(ull)、D(own)、T(tap)、U(p) で説明します
- 繰り返す前提で、DUDT UDUF | DUDT UDUF |…. の順
- 左手でも練習しましょう
- スマートフォンで録画して確認しましょう
片手ずつ練習その2
- 1小節目の繰り返し DTUF DTUF
- 2小節目の繰り返し UFDT UFDT
- 2小節続けて繰り返し DTUF DTUD | UFDT UFDU
- 左手でも練習しましょう
両手の練習にチャレンジ (RLRL)
- FDUTは右手、左手別に考える。一拍ずつ繰り返す場合と、次の拍に続ける場合で動作が変わる。
- 1拍目のくりかえし: DTUT DTUT DTUT DTUT (左手はずっとT、右手が D, U, D, U)
- 2拍目のくりかえし: UTDT UTDT UTDT UTDT
- 3拍目のくりかえし: TDTU TDTU TDTU TDTU
- 4拍目のくりかえし: TUTD TUTD TUTD TUTD
- 1小節のくりかえし: DTTT UTDU TDTT TUUD (赤のところ、すなわち左手のUとD、右手の最後のUが難しい)
- アクセントをつける順のバリエーション
- Rlrl, rLrl, rlRl, rlrL (大文字がアクセント、これのほうが覚えやすくて簡単かも
- その他: 自分で考えましょう
頭では理解できても演奏がかなり難しいので、テンポを落として練習しましょう。スティックが上がっていない場合、力でなんとかしてしまいがちです。
発展
- 16分音符4つのうち2つにアクセントをつける — 6通り (RLrl, rLRl, rlRL, RlrL, RlRl, lRlR)
- 3つにアクセントをつける — 4通り (あまり使わないが練習としてはあり得る)
以上
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